はじめまして。Shingo Suzukiです。
現在はフリーランスでインタラクション・デザインを中心に、グラフィック・デザインなど色々なデザインのお仕事をしています。

クラブDJとしての活動も長く続けています。DJ Monolithという名前で20年近く活動しています。最近は、かつてほど積極的には活動していませんが、マイペースに続けています。

DJとしてはTwitterアカウントやブログなどを持っていますが、今回新しく立ち上げたこのブログでは、DJなどの音楽関係の話題に限らず、幅広く関心事(芸術/文化/デザイン/ヘルスケア/政治/歴史/宗教/科学/思想/格闘技/日本酒など)について綴っていく予定です。自分の関心事についての考察や、有益な情報、広く伝わって欲しいと思うことなどを発信していきます。

私は現在、ステロイド外用剤依存(海外では「赤い皮膚症候群:Red Skin Syndrome」と呼ばれることが多いです)による皮膚炎の治療中です。いわゆる、ステロイドのリバウンドと呼ばれている症状です。症状のピーク時と比べれば、大分良くなってはいますが、完治には至っていません。一年半ほど治療を続けており、その過程で、ステロイドや治療に関する様々な書籍や論文などを読みました。そして得た情報を元に、実際に様々な治療法を試してもみました。ステロイドについて調べたことや、体験から得た情報は、私と同じ症状で苦しんでいる方々にとって有益であると思えるものが多いです。このブログでは、最初はステロイド外用剤依存に関するこれまで得た情報を一頻り書いたのち、他の話題にも触れていく予定です。

私は、祖父は医者、祖母は看護婦、両親も薬剤師という家庭環境で育ちました。子供の頃から、なにか不調があるとすぐに薬を飲まされることが多かったのです。しかし両親は完全な健康体という訳でもなく、また、自分も薬で花粉症が根本的に治ることはありませんでした。現代の多くの人が、まるで現代医学は万能のように思っている中で、子供の頃から「風邪薬は症状を抑えているだけで、風邪を治しているわけではない」といった話を、両親から聞いていました。現代の西洋医学は不完全なものだと肌で感じながら育ちました。

そして二十歳のとき、アルバイトをしていた古本屋で、たまたまデーパック・チョプラ著『チョプラ博士のクォンタム・ヘルス』という、インドの伝承医学アーユルヴェーダについて書かれた本を手にしました。それまで聞いたこともなかった健康や病気についての考え方に驚き、強い関心を持つようになりました。以降、アーユルヴェーダ以外にも、代替医療、栄養療法など、西洋医学以外の健康に関する本も読むようになりました。

これからステロイド外用剤依存の治療についての体験を書いていきますが、もともと私はこのような西洋医学以外の健康に関する知識に関心を持ってきたので、色々な治療法を試してきました。こういった話を毛嫌いする方もいらっしゃいますので、その場合は読むのを止めることをお勧めします。