船井総研のグループ会社「船井本社」の「にんげんクラブ」会報誌上に、私の著書「日本列島秘史――出雲、エミシ、アイヌ、サンカ、まつろわぬ民の真実を追う」の紹介記事を掲載していただきました。にんげんクラブは、故・舩井幸雄氏が創設した勉強・実践団体です。船井総研グループでは、船井本社が発行する「ザ・フナイ」で過去には今回の本でも参照した久慈力氏の連載が掲載されていたり、現在では畑アカラ氏がにんげんクラブホームページ上で連載を掲載中であったりと、歴史関連の話題も多く紹介されてきました。このような媒体でまる1ページを使って取り上げていただき光栄に思います。巻末の参考文献が74冊で「その情報量に圧倒されます」とありますが、それはあくまで主要参考文献であって、実際に原稿に関する参照した本の数はその3倍以上あります。「好きで仕方ながないという気持ちが本書から伝わってきます」というコメントはありがたいですが、振り返ってみると、好きかどうかというより、通説では腑に落ちず、とにかく納得できないので調べていると、気付いたらこうなったという感覚です。ともかく、出してどうなるかさっぱりわからないと思っていたところで、はっきり出した意義を感じられることが起きて良かったです。