私の経験から考えた最適な脱ステロイド法①

私の経験から考えた最適な脱ステロイド法についての補足

引き続き、ステロイドのリバウンドへの対処法について書いていきます。

コラーゲンマシン

コラーゲンマシンは、633nmの波長を主とする可視光線を肌に当てて細胞の活性化し、身体のコラーゲン産生を増やす美容機器で、もともとは医療用として開発されたものです。部分照射タイプと全身照射タイプがあります。
日本では美容機器として女性向けサロンに置かれることがほとんどですが、海外ではこの機器を用いた治療はred light therapyと称され、医療機関で関節炎やリウマチなどの治療にも使用されています。そして、ステロイド外用剤依存から生じた酒さ様皮膚炎に対しても使用されています。
こちらの論文では、多くの患者がステロイド剤や他の薬を使用する必要がなくなるほど回復したという報告が記されています。

Effects of low-level light therapy on facial corticosteroid addiction dermatitis: A retrospective analysis of 170 Asian patients

酒さ様皮膚炎に有効であるということは、顔だけでなく全身照射にも効果が期待できると思います。

私は初めてコラーゲンマシンを使用したときには、翌日、足首の周りの硬くなった角質が剥がれ、その下に柔らかい皮膚が作られており、その効果にとても驚きました。
効果がいつまでも持続するわけではないのですが、時々コラーゲンマシンに入ることで、日々の生活はかなり楽になりました。根本治療となるものなのかははっきりとはわかりませんが、リバウンドの症状が落ち着くまでの助けにはなるのではないかと思います。

へ続く